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(1)「子供達にはこの世界を強く生きてほしい」

(2)「子育てをする方の負担を少しでも減らしたい」

生きていく中では色々なことが起こります。今までの私達の人生を思い返せば、嬉しかったことや悲しかったことが沢山あったはずです。時には辛いことにも歯を食いしばって、なんとか乗り越えたということもあったかと思います。皆様のお子様は、私達が辿ってきた苦楽の道をまさに歩み始めたところと言えるでしょう。

 

乳幼児期は人生を生きる中でとても大切な「こころ」の土台を作る時期です。「こころ」を育むには、この時期に嬉しいことや悲しいことを沢山経験することがとても重要で、それが「どんなことをすると周りの人が喜び、悲しむのか」という、相手の気持ちを考える礎となっていきます。この経験が不足すると、相手の気持ちが上手く汲み取れず、周りの人と上手く協調ができなくなり、生き辛さを感じることに繋がってしまうのです。

 

当保育園ではそのような考えに立ち、子供達の主体的な行動から生まれる感情的な経験を大切にし、そのような経験を沢山積むことが出来るようなサポートを行いたいと考えています。それは、「大人の考える正しさ(マナーや決まり)」で子供の行動や感情を抑制しないことの宣言でもあります。感情的な経験の積み重ねなしにマナーや決まりを学んでも、それの意味するところを真には理解できないからです。私達は真に「こころ」の強い子供達に育ってほしい。その想いを胸に、当園で大切な乳幼児期を過ごす子供達と接したいと思います。

 

朝起きてご飯を作って支度をし、子供がバタバタ暴れるのに苦労しながら保育園に連れていく。職場では頭を切り替えてせっせと働き、仕事が終わったら急いで子供を迎えに行く。帰ってからはご飯を作って食べさせ、お風呂や洗濯、食器も洗って。子供を寝かしつける時には自分もクタクタ・・・。

 

私達も子供を育てる親として経験してきたことですが、子育てしながら共働きというのは自由に使える時間が本当にありません。これは保育園に子供を預けたとしても変わらない現実です。昔はおじいちゃんおばあちゃんと一緒に住んでいれば子育てを手伝ってもらえました。もっと前の時代は近所ぐるみで子育てをしてサポートしあっていたといいます。私達の時代は、一人一台のスマートフォンを持てるようになった反面、子育ても親だけでしなければいけません。物質的には豊かになりましたが、それと引き換えに何でも自分達でどうにかしなければいけない、そのような時代になっています。

 

このような状況を少しでも改善したい。この保育園が目指すのは、子育て家族をサポートする共同体の再構築です。それは子育てのサポートだけではなく生活のサポートを行いたいということです。更に言えば、この保育園を中心として地域に住む人と人を繋ぎ、困っている人がいれば助け合う場を作りたい。まずは、当園でのサービス提供を通じて保護者の方のサポートを行い、そこから少しずつ輪を広げていきたいと考えています。

​ご挨拶

 

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